といった感じをみなさんは持たれた事はありませんでしょうか。
これも地球温暖化が一因にあるのではと言われています。
２０５０年ころには地球の平均気温は５．８度上昇する、最大８８センチの海面上昇
がおきる、中央アジア、アフリカ地方で深刻な水不足がおきるといわれています。
その原因は人間が介在している温室効果ガス（二酸化炭素）が最も温暖化に寄与
しているといわれています。
地球環境問題には、私たち一人ひとりの生活がかかわっています。
でも「頭ではわかっているけど、実践に結びつかない」というのが本音では
ないでしょうか。そのような時は、まず身近な問題を考えてみてはいかが
でしょうか。
日本では国民全体で「食べ物の４０％を生ごみとして捨てているといわれています。
ごちそうを捨てている、生ごみとごちそうは、この数字からの極論を言えば人間の
心がけ次第の言葉だと思います。
回転寿司、コンビニ、売れのこったスーパーの品物を考えただけでも膨大な食料を
捨てていそうですね。先日NHKの「クローズアップ現代」という番組で今までコンビニ
などで捨てられていた弁当などの生ゴミを再利用して家畜の飼料として販売する
試みがスタートしつつあるそうです。
有機無農薬栽培は高くつくといった声もありますが、今さわがれている人間に悪影響の
可能性のある化学物質を使った中国野菜のニュースをごらんになられたらわかるように、
たまねぎ一つにしても、スーパーで買ったものは皮をむき、芯をすてる。
無農薬野菜ならすべてを安心して１００％食べる、果たして何十円の違いでどっちが
お得なのでしょうか。長い目でみる健康の事を考えただけでも結果はあきらかだと思います。
問題はあとから出てくるものでまず日常生活に対してもう一度考え見つめなおす姿勢が、
大切ではないかと私達は思います。
我々も皆様より様々な御意見をお聞きし、また勉強しこれからを考えていきたく思っております。
私達も勉強のつもりで以下に身近に出来る具体的省エネ法を書かせて頂きました。
ご参考になれば幸いです。
☆ 身近で出来る具体的省エネ法 ☆
１．エアコン
● 夏の設定温度は28℃を目安にする
外気温35℃の時、エアコン（２，2ｋｗ）の冷房設定温度を27℃から
28℃にした場合（使用時間：９時間／日）
年間で電気１６．３３ｋＷｈの省エネ→約３８０円の節約
原油換算 ３．９７L CO２削減量 １．９６㎏
● 冬の設定温度は20℃を目安にする
外気温７℃のとき、エアコン（２．２ｋＷ）の暖房設定温度を
21℃から20℃にした場合（使用時間：９時間／日）
年間で電気７１．２７ｋＷｈの省エネ→約１６４０円の節約
原油換算 １７．３４L CO２削減量
● 冷房の不必要なつけっぱなしをしない
冷房を１日１時間短縮した場合（設定温度：28℃）
年間で電気２７．９９ｋＷｈの省エネ→約６４０円の節約
原油換算 ６．８１L CO２削減量 ３．３６㎏
● 暖房の不必要なつけっぱなしをしない
暖房を1日1時間短縮した場合（設定温度：2０℃）
年間で電気５０．７３ｋＷｈの省エネ→約１１７０円の節約
原油換算 １２．３４L CO２削減量 ６．００㎏
２．テレビ
家庭で消費する電力のうち約９．４％が待機時消費電力に使われています。
これは１家庭におけるテレビの消費電力と同じ割合です。待機時消費電力量の順位は、
最も多いものから、ビデオデッキ、ガス給湯器、オーディオコンポ。
主電源を消し忘れがちな機器が上位を占めています。
３．風呂給湯器
浴槽一杯（200L）分のお湯は、シャワーを16人分（12L／分）使う量とほぼ同じです。
３人までならシャワー入浴がお得！４人以上なら湯船入浴（湯船＋シャワー）のほうが
お得です。
● 入浴は間隔をあけずに
40.5℃（２００L）のお湯を45℃になるまで追い炊きをする場合（使用回数：1回／日）
年間でガス38.22?の省エネ→約５３７０円の節約
原油換算 ４１．３１L CO２削減量 ２４．４６㎏
４．自動車
● 急発進、急加速をしない
１0ｋｍ走行毎に急発進・急加速をした場合と、しなかった場合との比較
年間でガソリン２８．００Lの省エネ→約２９４０円の節約
原油換算 ２５．４３L CO２削減量 １８．０１㎏
● アイドリングをしない
40ｋｍ走行毎に１回、５分間のアイドリングをした場合と、しなかった場合との比較
年間でガソリン１６．２５Lの省エネ→約１７１０円の節約
原油換算 １４．７６L CO２削減量 １０．４５㎏
● 外出時は公共交通機関を利用する
年間走行距離の１０％を乗用車から公共交通機関に切り替えた場合と、
切り替えなかった場合の燃料消費量を算出しています。
この場合、ガソリンを６２．５L（約６５００円）節約したことになりますが、
代替の公共交通機関の運賃がさまざまなため、
節約額は省いています。
原油換算 ５６．７６L CO２削減量 ４０．２０㎏
～～ 抜粋：「財団法人省エネルギーセンター」が公開している『家庭の省エネ大辞典』
『これで解決！環境問題』より～～
下山工務店 下山鉄師